皆さんこんにちは!今回も『老けない食事術』をテーマにお話ししていきます。それではさっそく見ていきましょう✨
~シワ、シミ、ニキビもAGEや糖質が原因~
・シワ、シミといった肌の老化現象は、まさにAGEの仕業。
・私たちの体にあるタンパク質の70%はコラーゲン。
・コラーゲンは3本の糸のような線維からなり、それが伸び縮みすることで弾力を保っている。
・しかし、AGEがくっつくことで自由な動きができなくなり、弾力が失われてしまう。
・そこにシワができ、AGEの溜まったところは茶色のシミとなる。
・吹き出物やニキビに悩まされるのも、糖質の過剰摂取が原因。
🌟AGE、糖質の過剰摂取がシミ、シワ、吹き出物を増やし老化を早める
~4つの要素がAGEを溜める~
①高血糖
・糖質の過剰摂取で血糖値が上がれば、それだけブドウ糖も溢れ、タンパク質や脂質と結合してたくさんのAGEをつくる。
②AGEの多い食べ物
・前回のブログにも書いた通り、調理の仕方でAGEの量は変わってくる。
・生で食べるのが一番良い。
③紫外線
・紫外線でAGEが強力に増す。
・例→29歳の女性を調べたところ、光を浴びない腹部のAGE量は1,34%だったのに対して、光を浴びた眉間は29,7%。その差は22倍。
④タバコ
・タバコを吸うと、30分くらいで体内にAGEが増えてくる。
🌟糖質、高含有食品、紫外線、タバコを避ける
~カルシノシンが老化を抑制する~
・カルシノシン→ウナギ、鶏肉、マグロなどの肝臓や筋肉に多く含まれている。
・最近の研究では、AGEも強力に抑えられることがわかっている。
・『天然の抗酸化物』とも言うべき食材をとるころで、私たちの体に発生する活性酸素がとりのぞかれ、老化を抑制することが期待できる。
🌟ウナギ・鶏肉・マグロは天然の抗酸化食品
~ビタミンB1、B6がAGEを抑える~
・強い抗AGE力があることがわかっている。
・ビタミンB1の1日の必要量→男性(1,4㎎)、女性(1,1㎎)。
・ビタミンB1欠乏→足のだるさや倦怠感に襲われる。脚気という病気も発症する可能性がある。
・ビタミンB1を多く含む食品→豚肉、ウナギ、玄米、そば、大豆、レバー、鶏肉など。
・ビタミンB6の必要量→男性(1,4㎎)、女性(1,2㎎)。
・ビタミンB6は腸内細菌の合成によってつくられる。体内でつくれるため不足することは少ないと言われているが、抗生物質の使用などで腸内環境が悪くなれば足りなくなる。
ビタミンB6欠乏→舌炎、口内炎、口角炎などが起こりやすくなる。
・ビタミンB6が多く含まれる食品→カツオ、マグロ、サーモン、ナッツ類、肉類全般、バナナ、ニンニクなど。
🌟ビタミンB1、B6は夏バテ予防にもなる天然の『クスリ』
~ポリフェノールで若返る~
・老化を防ぐ物質としてよく知られている『ポリフェノール』には、いくつか種類がある。
・赤ワイン→『アントシアニン』が豊富で、その抗酸化作用はフレンチパラドックス(フランス人は飽和脂肪酸の摂取量が多く喫煙率も高いのに心疾患が少ない現象)の根拠とされている。ブルーベリーにも多く含まれている。
・大豆→『イソフラボン』。豆腐や納豆、豆乳からも摂取できる。
・コーヒー、紅茶に含まれる『タンニン』。緑茶の『カテキン』も抗酸化作用が強いポリフェノールの一種。
・たまねぎ、柑橘類、そばには『ルチン』が、また、チョコレートには『カカオポリフェノール』が多く含まれている。
・世界長寿ランキングの1位と2位の方は、2人とも毎日のようにチョコレートを食べていたそう。チョコレートにかんしては赤ワインの10倍多いポリフェノールを含んでいる。
・チョコレートは成分比率が重要!カカオ含有量が70%を超える苦みのきいたものを選ぶと良い!
・ポリフェノールを多く含む食品リスト
飲料 |
コーヒー、紅茶、赤ワイン |
果物 |
ブルーベリー、ブドウ、すもも、プルーン、柿、バナナ、イチゴ、ザクロ |
野菜 |
大豆、大豆加工食品(豆腐、納豆)、玉ねぎ、オリーブ、ブロッコリー、そば、ごま |
ナッツ類 |
クルミ、アーモンド |
お菓子 |
ココアパウダー、チョコレート |
🌟老化を防ぐ大豆やブルーベリーなどを積極的にとる
本日はここまでになります。美容に関して、外からのケアはできていても内側からのケアができている人は少ないと思います。食事から見直し、さらにきれいになって頂けたらとおもいます✨
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